几帳文様

2019/05/29

¥18,000

obi-006

縦4m36cm 横31cm

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商品コード: obi-006 商品カテゴリー:

説明

几帳とは平安時代の貴族が住む建築物である寝殿造(しんでんづくり)の室内において用いる間仕切りの一種です。

几帳は二本の支柱に渡たした横木に長さ約一丈(約3m)の五幅の帳(とばり)をかけたものですが、この作品は几帳の全体図ではなく、三幅の帳になっています。

両端の帳には鹿文様や華文様など正倉院文様を彷彿させる文様が配され、真ん中の帳には屋敷の風景になっていますが、これは母屋の中から帳を開いて外の様子をうかがっているという光景を帳で表現したものです。

このような情景が意味するのは、そこに人が描かれていなくても、帳の合間が開いているということで「誰かを待っている」「待ち人がまだ来ない」などという人の心情を描いていることになります。そのような文様の背景を想像するのもきものの楽しみの一つです。